あなたの「幸せになりたい」、承ります

あなたが今、自分に自信がないと「偶然」感じている理由

   

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突然ですが、あなたは自分に自信がありますか?

自分に自信がない、自分の価値を信じられない、という人はとにかくたくさんいます。

オーケー、あなたは、自分に価値が(少なくとも、婚活で幸せになれるほどの価値が)あるとは思えない。
でも実は、そう感じているのは全くの偶然であることをご存知ですか?

偶然、ってどういうこと?

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そもそも、自信がないのは一体なぜなのでしょうか。

よく言われているのは、成功体験を積んでいないからだということ。

それも一つの要因と言えますが、それよりもっと前提になっている理由があります。

だって、考えてみてください。
成功体験を持っていない人って本当にいるのでしょうか。

例えばあなたは今、日本語を難なく読みこなしています。
それは生まれつき、できたことですか?

違いますよね。

今、インターネットを使えているのも、あなたが立って歩けているのも、日本語で話ができることも、
自転車に乗れるのも、電車で目的地まで行けるのも、車を運転できるのも、
みんな、あなた自身が身につけてきたことではないですか。

これ以上は個別に聞かないとわかりませんが、とにかくあなたは非常にたくさんの成功体験を積んでここまできた。

そのときの体験は、もうよく覚えていないかもしれません。
でもあなたの中には、「やりたい」と思ったことに取り組み、実現するという力があるんです。

今はその力が影を潜めているかもしれません。
しかしその力は、間違いなく、疑いようもなく、確実にあなたの中に存在します。

突然そう言われてもうまく信じられないかもしれません。
しかしあなたが信じようと信じまいと、これが事実なんです。

つまり、あなたは今まで成功体験に気づいていなかったんですね。

さて、ではどうしてあなたは成功体験に気づくことができなかったのでしょうか。
答えはとても簡単です。

なんらかの理由であなたは「自分には価値がないのではないか」と感じることになった。
その時から、その仮説を証明してくれそうなものごとばかり、見て聞いて生きてきたからです。

疑いの芽が育つしくみ

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人は仮説にとらわれると、それが証明できる証拠を無意識のうちに集めることになります。
しかもそれが、「自分の価値」についてならばなおさら、真実を知りたくなります。

ですから、あなたの中では「自分に価値がない」と感じさせる情報をとても重く扱うことになってしまったのです。

例えば、自分の成功体験を「誰にでもできる」「大したことない」と思い込んでしまいます。
自分の他にも同じ成功をしている人の顔がパッと二人くらい浮かんだら、もうその成功は大したことないものとして頭の隅に追いやられてしまうんです。

上に挙げた成功体験は確かに「誰でもできる」と言いたくなるかもしれませんが、そうではない成功体験もあなたは必ず持っています。

なぜそう言いきれるか?
それは、誰一人として同じ人生を歩んでいる人間などいないからです。
そして、どの人の中にも「より良くなりたい」と感じ、行動する力があるからです。

これは、カウンセラーとしての学びと経験からはっきりと言えます。
相談に訪れるほど悩んでいる方でも、いえ、それほどに「悩む」ことを徹底的にできる方こそ、必ず何か、自分をより良くするために大きな努力をしてきているんです。

私は学生へのキャリア・コンサルティングを行っていた経験もありますが、学生時代だけを取っても、どんなに「自信がない」「何もしてこなかった」という学生であっても、お話を伺ってみて「本当に何も自分なりに達成してこなかった人」などただの一人もいませんでした。

また例えば、自分の短所とだれかの長所を比較して落ち込み、自分はダメだと感じてしまうこともあります。

内向的な人はわかりやすく表出しない思慮深さなどの長所がある一方、大勢との人付き合いが苦手かもしれません。
ですから、長所のわかりやすい外向的な人たちに劣等感を抱くことが多いです。

しかし、長所と短所は必ず同じ数だけ存在します。
また同じように見える体験でも、人によってその質や感じ方は違うものです。

走るのが苦手な子が完走した4kmは、陸上部の部員が完走した10kmとは違い「苦手だけどがんばってやり遂げた」経験になるわけです。
陸上部員は10km走れても、苦手なことは頑張れない人かもしれません。

ですから、例えば何kmを完走したか。大勢の人とどれだけ楽しく話せるか。
そんなはっきりと目に見える材料で、人の価値を決めることなどやはりできないのです。

でも、ここで疑問に思いませんか?
「自分に価値がないのではないか」この仮説に、なぜあなたはとらわれることになったのか。

その理由こそ、私が冒頭に「偶然」だと申し上げた理由なんです。

あなたの価値は、誰にも決められない

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「自分には価値がないのではないか」。

その考えにとらわれてしまう方というのは、まだ自分が確立する前の幼い頃や若い頃に重要な誰か、あるいは大勢の誰かに「価値のない人」として何度も扱われてきた(と感じる)経験をお持ちのことが多いです。

誰かとは、例えば親だったり、いじめの加害者やクラスメイトなどのこと。

一見期待されてきたような人でも、過剰な期待を背負っていたために「頑張っている自分」でなければ価値を認めてもらえないと感じていたり、
価値ある人として扱っているようで、実は自分のことなど誰も見てくれていないと感じていた等の場合も同じことが言えます。

でも、考えてみてください。
あなたの価値は、その誰かに正しく判断されるようなものでしょうか。

というよりも、

一体誰が、あなたの価値を正しく判断できるというのでしょうか。

誰も、あなたのことを隅から隅まで知り尽くすことはできません。
それはあなた自身だって例外ではありません。

つまりそれは、「あなたに価値がない」という説に全く根拠がないということなんです。

ですから、あなたの価値についての真実はこうです。

あなたは、自分を確立する前に、
偶然にも、あなたの価値がわからない誰かに「価値のない人」としての扱いを繰り返し受けていた(あるいはそう感じ続けていた)。

それがあなたの中に、自分の価値への疑念を芽生えさせた。
そしてその経験が続くにつれ疑念は信ぴょう性の高い、ように見える「仮説」となり、精神的に辛く追い詰められ、あなたはどんどんその仮説にとらわれていった。

その結果「自分に価値がない」と感じるような情報ばかりを無意識に集めるようになってしまい、さらに自分の価値を信じられなくなっていったのです。

おわりに

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自分を確立する前の人間が、繰り返し「価値がない」と扱われたら「そうなのかもしれない」と考えるようになっていくのは当然のことです。
それはあなたの過失でもなければ、あなたのどんな性質のせいでもありません。

どうかまず、それを知っていてください。

そしてどうか、あなたのことを「価値のない人」として扱ってきた人たちに、あなたの価値を決定させないでください。

同じ人間に境界線を引くことから不幸は始まります。

「価値がある人」と「価値がない人」。
「幸せになれる人」「なれない人」。
「勝ち組」「負け組」。

実際にはこのような分類で境界線を引くことに何の根拠もありません。

誰もに価値が必ずあるし、誰もに幸せになる力が備わっています。

収入が多いとか友達が多いとか一見幸せに見えたって、本当に幸せを感じているかはわからない。
最近の幸福度研究では、経済的に豊かな国では幸福度は所得によらないこともわかっています。

境界線があるとしたら、
「本当は境界線などない」ことを信じられない人たちの、心の中にだけなのです。

まとめ

  • あなたの中には「やりたい」と思ったことに取り組み、実現する力が確実にある
  • 反面、「あなたに価値がない」という説には根拠が全くない
  • 同じ人間に境界線を引くことが、「価値のない」ように見える人をつくり出す

 - 自分に自信がないあなたへ